大谷翔平の魔球は「笑うしかない」 並み居る剛腕の中でも断トツの「えげつない球」
投球分析家実施の「最もえげつない球」アンケートで約半数の得票
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのア・リーグMVP争いが白熱しているエンゼルスの大谷翔平投手だが、注目されているのはMVPだけではない。著名な投球分析家は大谷をア・リーグのサイ・ヤング賞候補5人のうちの1人に選出。大谷の“魔球”を「ゲームのような変化」「エグすぎて打者も笑うしかない」と評し、「最もえげつない球」の1つとして紹介している。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、米メディア「FOXスポーツ」に記事を寄稿。ア・リーグのサイ・ヤング賞候補としてアストロズのバーランダーとバルデス、ホワイトソックスのシーズ、レイズのマクラナハン、そして大谷の5人の名前を挙げ、各投手の「えげつない球」を紹介した。
大谷は、フリードマン氏が「球界で最も打つのが不可能な球種の1つ」と称するスプリット、「ゲームのような変化」と表現したスライダー、そして新たに武器に加わったシンカーの3つが紹介された。10日(日本時間11日)の敵地アストロズ戦でアルトゥーベに投じた“ターボシンカー”は「あまりにエグすぎて、その不公平さにアルトゥーベも笑うしかない」と呆れをもって称えられている。
フリードマン氏は自身のツイッターで行ったアンケートの結果も発表。「ア・リーグ先発投手の中で最もえげつない球を持っているのは?」という質問で、大谷は47.7%の票を獲得。2位のシーズ(28%)に大差をつけて1位に輝いている。
(Full-Count編集部)