蝶野正洋がDeNAに“闘魂”ビンタ 三浦監督には驚愕オファー「リングに上がれ」
試合前の1球対決は空振り「話が違う、速すぎるよ」
■DeNA ー 巨人(21日・横浜)
プロレスラーの蝶野正洋さんが21日、DeNA-巨人戦開始直前の横浜スタジアムに登場。打者として、マウンドに上がったDeNAの三浦大輔監督と“1球対決”を行い、空振り。「話が違う。速すぎるよ」と“クレーム”をつけるシーンもあった。捕手は鈴木尚典打撃コーチが務め、さらにマスコットのDB.スターマンには闘魂注入のビンタを見舞った。
大のプロレスファンである三浦監督が、横浜(現DeNA)投手時代の1998年1月4日、当時同僚外野手だった鈴木コーチとともに、新日本プロレスの東京ドーム大会で、蝶野率いるヒール軍団「nWo」の黒いTシャツを着てセコンドに付いた縁がある。横浜は同年、38年ぶりにリーグ優勝と日本一に輝き、今のところベイスターズの優勝はそれが最後となっている。
蝶野は「ガッデム! I am CHONO! 三浦君と鈴木君は2軍の頃から知っている。叩き上げでここまでくるなんて、素晴らしい。尊敬している」と感慨深げ。「俺は今試合をやっていないが、来年1月22日に横浜アリーナで(nWoメンバーの)武藤敬司の引退興行がある。1998年にちなんで、そこで2人にリングに上がってもらいたい」と豪快オファーを投げた。
首位ヤクルトを6ゲーム差で追いかけ、同時にCS進出へ向けて2位以上固めを狙うDeNAにとって、これほど不気味で頼もしい味方はいない。