送球ミス連発…“守備崩壊”のエ軍に嘆きの声 「なんか色々凄い」「言葉が出ない」
エ軍ネビン監督代行「冷静にならなければいけなかった」
■レンジャーズ 7ー2 エンゼルス(日本時間22日・アーリントン)
エンゼルスは21日(日本時間22日)に敵地で行われたレンジャーズ戦に2-7で完敗した。2点ビハインドの8回には、満塁の場面で2つの送球ミスが出て一挙3失点。試合を決めた拙守に「言葉が出ない」「いつも通り」など嘆きのコメントが並んだ。
1死満塁でレンジャーズのレオディ・タベレスが放ったレフト前へのヒット。左翼のジョー・アデルの本塁送球は一塁側に逸れて捕手のマット・サイスは捕球できず、2点を献上した。さらに捕手後方にカバーに入っていたザック・ワイス投手が、飛び出した打者走者のタベレスを刺そうと一塁へ送球したが、これも悪送球に。二塁に進んでいた一塁走者がホームを踏んだ。
レンジャーズ放送局「バリー・スポーツ・サウスウエスト」と、米メディア「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏がツイッターに“拙守動画”を投稿すると、ファンは反応。「なんか色々凄い」「このプレー見てて思わず声出た」「痛みしか私たちは知らない」とコメントを寄せている。
エンゼルスのフィル・ネビン監督代行は試合後、「試合の状況的に、失点を止めようという切迫感がもう少しあれば。あの場面ではワイスは一歩下がって冷静にならなければいけなかった」と振り返り、「焦る必要はない。最近とてもいいプレーができていたので、今回の件はそこまで気に障らないよ」と続けた。必死さが裏目に出たプレー。必要以上に責めることはなかった。