大谷翔平、初の200Kに感慨「大きい数字」 奪三振率11.94はMLBトップ「1つの強み」
日本選手4人目の200奪三振、奪三振率11.94はメジャートップ
■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間24日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ツインズ戦で6回途中7奪三振3安打2失点に抑え、14勝目を挙げた。4回には日本投手4人目のシーズン200奪三振に到達。打っては7回に中前適時打を放ち、4打数1安打1打点で打率.271となった。チームは4-2で競り勝った。
気温13度。序盤は雨が降りしきる中での投球となった。制球が乱れたが、4回1死でサンチェスから見逃し三振を奪い、200奪三振に到達した。日本投手では野茂英雄(4度)、松坂大輔(1度)、ダルビッシュ有(4度)に次いで4人目。球団では2010年ジャレット・ウィーバー以来12年ぶり11人目だ。また、30本塁打&200奪三振は両リーグ史上初の快挙。「大きい数字なので、安定して投げられていることが一番いいことじゃないかと思います。奪三振能力は1つの強みだと思うので。それを1年間通して、来られているのはいいことだなと思います」。奪三振率11.94はメジャートップだ。
4回無死一塁から5者連続三振。6回無死一、二塁からケーブの中前適時打で1点を返され、無死満塁のピンチを広げたところで降板となった。5回0/3で100球(ストライク53球)を投げ、3安打2失点。今季ワースト7四死球と荒れたものの、7三振を奪った。大谷は「踏み場がちょっと難しかったので、そこら辺は慣れるしかないです。これから先もあることだと思うので、いい経験になったと思います。終始、あんまり慣れてはいなかったですし、四球は多かったので。そこが一番良くなかったところかなと思います」と、反省することも忘れていなかった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)