大谷翔平、“珍ゲッツー”で3アウトも失点 ファン混乱…現地実況「非常に珍しい形」
1死満塁からゲッツーでイニング終了も…「4-6-5だったので点が返った」
■ツインズ ー エンゼルス(日本時間24日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地でのツインズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。初回1死満塁の大ピンチからゲッツーを奪ってイニング終了となったが、生還が認められて失点。珍しい事態に、エンゼルス向け放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況マット・バスカージアン氏も「非常に珍しい形での、イニング終了のダブルプレーだ」と伝えた。
雨が降る悪天候の中、大谷は1死から3者連続四死球で満塁のピンチを招いた。続くケーブの打球はライナーで一、二塁間へ。二塁・レンヒーフォはボールを落としたが、落ち着いて二塁へ送球して封殺。遊撃・ソトは三塁へ転送して二塁走者をタッチアウトとしたが、すでに三塁走者が生還していたため1点が記録された。
MLB公式サイトでエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は「初回1死満塁の場面でダブルプレーを取ったが、4-6-5だったので点が返った」とツイート。ファンから「(三塁手の)マット(・ダフィー)が三塁を踏んだならフォースアウト2つだから得点はカウントされないで合ってる?」と疑問が寄せられると「いいえ、二塁のアウトが記録された時点で三塁はフォースアウトでなくなるので」と回答した。
ゲッツーの奪い方が珍しかっために許した失点。ファンからは「いまいましい雨のせいだ」「ダブルプレーかと思ったら、これで得点になっちゃうんだねえ」などの声が寄せられていた。
(Full-Count編集部)