大谷翔平が敵地に与えた衝撃 一夜明けても“刻まれる”二刀流の躍動「オオタニ・デイ」
スター・トリビューン紙「日本のスターは大リーグ界のビッグネームになった」
エンゼルスの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、敵地・ミネソタ州の地元紙をジャックした。スタートリビューン紙はスポーツ欄のトップ、中面と2面を使って紹介。「オオタニが優勝への望みを断ち切る」とのタイトルで報じた。
敵地ターゲット・フィールドではメジャー5年目で初登板。気温12度で雨が降る中での投球だった。同紙は「2万4896人が肌寒く霧雨が降る金曜日の夜にターゲット・フィールドにやってきた。おそらく、その大多数はツインズがプレーオフ争いから脱落するのを見に来たわけではない」と報道。続けて「エンゼルスのユニホーム、帽子をつけた人が多く、その多くに17番を縫い付けられていた。これはミネソタでのショウヘイ・オオタニ・デイだった」と、“大谷目当て”で観客が集まったと紹介した。
大谷は自己ワーストに並ぶ6四球と制球を乱したものの、4回に自身初のシーズン200奪三振をマーク。6回途中3安打2失点で14勝目を挙げた。同紙は「日本のスターは大リーグ界のビッグネームになった」「惑星が一列に並び、神々がツインシティの上空で微笑んだ。天才が初めて200奪三振を超え、なおかつ7回に適時打を決める姿を見る機会を観客に与えた」。ミネソタの地元ファンが目撃した躍動を神秘的に報じた。