大谷翔平が外野を守り、中4日で投げたら… 米メディアの仮説「MLB最高のシーズン」
大谷の今季WARは8.8→最大限出場すれば12.0程度になるという
記事によると、守備に就かずにDHだけをこなすことは、心理的にマイナスに働くことがあることをトラウトは示唆。「DHでは、打った後はベンチで色々考え始める。守りに就いていいプレーをすれば、打つことを四六時中考えないで済む」と述べたそうだ。このことから「オオタニが定期的に外野を守れば、今よりさらに効果的な打者になる可能性があるということだ。外野を定期的に守れば、今季の打者としてのWAR3.8が4.0を超えるかもしれない」と予測している。
また、WARの計算方法についても言及。野手はポジションによって補正が入り、フルシーズンDHで過ごせば“マイナス17.5”がつき、右翼や左翼だと“マイナス7.5”になる。大谷が右翼か左翼で1150イニング分出場すればWARが上がることになる。他の要素も加味すると、大谷はWARで「ジャッジを抜けるかもしれない」と指摘する。
さらに「投手としても、もっと投げられるかもしれない」とも。大谷の今季成績を200イニング分に当てはめると、WARでは6.8に相当し、投手では断トツの数字になるという。もし、大谷が今年最大限起用されていればWARが3.0ほど増えて12.0程度となり、MLB史上最高のシーズンに迫っていたことになるとも説明している。
(Full-Count編集部)