村上宗隆の次に凄い“意外な超新星” チーム最下位も覚醒した「根尾に勝った20歳」

中日・岡林勇希【写真:荒川祐史】
中日・岡林勇希【写真:荒川祐史】

セイバー指標「WAR」で球界3位…村上、山本に次ぐ高数値

 選手を評価する指標として、ライトなファンにも浸透してきた「WAR(wins above replacement)」。チームの貢献度を数値化し、あらゆる選手を同じ土俵で比較できる。26日時点での今季トップはヤクルトの村上宗隆内野手で、全く驚きはない。しかし、野手2位には意外とも言える選手の名前が……。中日の3年目・岡林勇希外野手が堂々ランクインしている。

 代替可能な選手が出場する場合に比べ、どれだけチームの勝利数を増やしたかを示す指標で、打撃や守備、走塁、投球が総合的に評価される。セイバーメトリクスの観点からプロ野球のデータを分析する「DELTA(デルタ)」(https://1point02.jp/)によると、トップの村上は「10.3」でダントツとなっている。

 全体2位はオリックスの山本由伸投手で「7.7」。球界のエースは、今季15勝を挙げて投手タイトルを総なめにしそうだ。そして全体3位の岡林は「6.2」を記録。完全試合を達成し、ここまで9勝を挙げているロッテ・佐々木朗希投手の「6.1」をわずかながら上回っている。

最多安打のタイトル狙える位置、空席の両翼争いで根尾に勝利

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