鈴木誠也は「弱点をさらけ出した」 1年目を査定…米メディアが見た“収穫と課題”
米メディア「ブリーチャー・レポート」では、新人選手の“通信簿”を公開
カブスの鈴木誠也外野手が、躍動と苦悩のメジャー1年目を終えようとしている。米メディア「ブリーチャー・レポート」では、新人選手の“通信簿”を公開し、鈴木は「B」判定。収穫の反面、課題も挙げ「メジャーリーグの投手は、いくつかの点で、ズスキの弱点をさらけ出してしまった」と展開している。
衝撃のデビューだった。開幕からの6試合で3本塁打、10打点をマーク。週間MVPを初受賞するなど猛烈なスタートダッシュを飾った。しかし5月は打率.211、0本塁打と苦しみ、試行錯誤の日々に。負傷離脱も経験し、ここまで104試合で打率.263、13本塁打、45打点。9月17日(日本時間18日)に産休制度「父親リスト」に入り、20日(同21日)には制限リストに移った。
同メディアは「シーズン序盤に、センセーションを巻き起こした」と強調。一方で、その後の失速にも注目し「カブスが8500万ドル(約122億円)で彼と契約したことは間違いだったのでは、という疑問が沸いているかもしれない」とも綴ったが、「我々は、それほどだとは思わない」と添えた。
鈴木の“弱点”として「特にスライダーに対する平均打率が.183だった」と指摘。2年目に向けて課題は出たものの、守備面での貢献などチームに欠かせない存在であったのは確か。「彼のアプローチの仕方は、ほとんどの場面で素晴らしく、彼が速球に対して、これほどまでに対応できたことはとても良い兆候だ」と述べた。
(Full-Count編集部)