大谷翔平に「粉砕されたことに気付いた」 HRじゃないのに外野手遅れる衝撃打
自己最長を更新する12試合連続安打…地元実況「完璧に捉えた!」
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で左翼フェンス直撃二塁打を放った。自己最長を更新する12試合連続安打となった一打は、本塁打になってもおかしくない当たり。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の解説マーク・グビザ氏も「完璧に粉砕しました」とあんぐりだった。
初回2死で、右腕・カプリーリアンのシンカーを逆方向へ打ち返した。左翼フェンスに直撃する二塁打は、打球速度109.3マイル(約175キロ)、飛距離394フィート(120メートル)。球場によってはスタンドインしてもおかしくない大飛球で、中堅手のパチェは一瞬スタートが遅れたようにも見えた。
同局の実況パトリック・オニール氏は「完璧に捉えた! フェンス直撃! もう少しでホームラン、35号でした!」と絶叫。グビザ氏も「パチェは守備範囲が広いですが、彼は動いていませんでした。あのボールが粉砕されたことに気付いたからです」と注目し、「このサウンド。すごい音です。これで69本目の長打。14勝している男がですよ」と信じられない様子だった。
(Full-Count編集部)