エ軍有望株22歳が29日にメジャーデビューへ　いきなり先発マスク「活躍できると思う」

オーハッピーは8月にフィリーズから移籍、エ軍傘下2Aで29戦11発

　エンゼルスに今夏トレード加入した22歳のプロスペクト、ローガン・オーハッピー捕手が27日（日本時間28日）に本拠地で行われたアスレチックス戦からチームに合流。28日（同29日）の同戦でメジャー昇格し、先発出場することになった。フィル・ネビン監督代行が明らかにした。メジャーデビューを翌日に控えたオーハッピーは「もの凄く興奮しているが、実感が湧かない」と心境を吐露し、「明日活躍できると思う」と自信をみなぎらせた。

　オーハッピーは8月2日（同3日）にブランドン・マーシュ外野手とのトレードでフィリーズからエンゼルスに加入。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」によると、傘下2Aで29試合に出場、打率.306、本塁打11本、OPS1.147を記録したことなどからメジャー昇格が決まった。記事は来季について、オーハッピーとマット・サイスの2人の捕手は、契約が残り2年となる正捕手のマックス・スタッシーの控えを務めることになるとみられ、スタッシーの状態次第では「2人はより重要な役割を担うかもしれない」と伝えている。

　この日、合流させた理由をネビン監督代行は「ズーク（カート・スズキ）やスタッス（スタッシー）の近くにいることはいいアイデアだと思った」と説明。「投手陣や選手を知っておくことで、来年のスプリング・トレーニングにも心配しないで臨めるだろう」と期待を寄せている。

　この日はスタッシーと行動を共にしたというオーハッピー。メジャーデビューは「物心がついた2歳くらいからの夢。まだ実感は湧いていない」と心境を明かす。この日は「マックス（スタッシー）についてチームの雰囲気を感じていた。たくさんの情報だったけど吸収できてよかった。明日活躍できると思う」と力を込めた。家族も観戦に訪れるというメジャーデビュー戦で、どんなパフォーマンスを見せるか、注目される。

（Full-Count編集部）