試合中に号泣のエンゼルス逸材「感情的になった」 3度目悲劇も「かなりの痛み」
今季3回目…無死満塁の大チャンスでモニアックが見舞われた災難
■エンゼルス 4ー1 アスレチックス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスのミッキー・モニアック外野手が28日(日本時間29日)、本拠地でのアスレチックス戦で“涙の途中交代”となった。「7番・左翼」で出場し、6回の打席でスイングした際にボールが手を直撃。ユニホームで涙を拭って号泣したことに「見ての通り、なかなか感情的になってしまった」と試合後に語った。
2点リードの6回無死満塁の大チャンスで、悶絶の表情を浮かべた。左手は赤く腫れ、目には涙をためてベンチへ。代打アデルが告げられた。骨折は免れたといい、モニアックは「起きたことは残念だけど、明日どういう状態になっているかだね」と前を向いた。
今季を振り返ってみると、泣きたくなるのも頷ける。4月に骨折を経験しており、エンゼルスにトレードで加入した直後にも左手中指の骨折で離脱。2016年の米ドラフト全体1位でフィリーズから指名された逸材が見舞われた3度目の災難に「今回は拳だよ。だから、指というよりかは手の痛みかな。だけどかなり痛みはある」と苦い表情を浮かべた。
(Full-Count編集部)