村上宗隆、12試合&53打席ノーアーチ 5の1で3冠王キープも…9回の守備から退く
残り3試合、中日の大島が4打数無安打に終わって首位打者の座はキープ
■広島 ー ヤクルト(29日・マツダ)
ヤクルトの村上宗隆内野手は、29日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で出場し、5打数1安打と本塁打は飛び出さなかった。これで13日の巨人戦(神宮)で55号を放ってから12試合、53打席ノーアーチとなった。
11試合、48打席本塁打なしで迎えたこの試合。今季、ビジターでは最多の8本塁打と得意のマツダスタジアムに乗り込んだが、快音は響かなかった。先発の森下暢仁投手の前に、第1打席はカーブを引っ張るも二ゴロ。第2、第3打席はともに空振り三振に倒れた。7回の第4打席は2番手のケムナから右前打を放ち、オスナの逆転3ランにつながった。第5打席は栗林の前に再び空振り三振。9回の守備から退いた。
試合開始前の時点で打率は2位の大島洋平(中日)にわずか1厘差に迫られていたが、大島がこの日のDeNA戦(横浜)で4打数無安打に終わり.314に。5打数1安打の村上は.317で、首位打者の座は辛うじてキープした。ヤクルトは残り3試合。日本選手最多56号、3冠王に向けて試練が続いている。
(Full-Count編集部)