大谷翔平、ノーノー阻止打を悔やむ「やっぱり高い」「三振取れれば」 一問一答
2年連続フル回転で疲労も「自分だけではない。あと少し頑張りたい」
――ベンチの雰囲気など、いつもとの違いは。
「投げている時は基本的にベンチにいないタイプなので。あまりベンチの様子っていうのが、正直、攻撃も見ていないですし、自分の攻撃になった時にどういうシチュエーションかを確認して打ちに行くって感じなので。あまりベンチの雰囲気っていうのは分からないですね」
――調子が悪い中でここまでの投球を見せた。
「いいところをチョイスしながら、(バッテリーで)うまくコミュニケーションをとりながら。なるべくリスクを少なく、4-0だったので、なかなかシビアでしたけど。なるべく走者をためずに。最後は危なかったですけど、それ以外は良かったと思います」
――シーズン終盤で疲労感が溜まっているか。
「1年間も出てれば、やっぱり疲労というも溜まると思いますし。それは野手もきつい体で出ていると思うので。自分だけではないですし、あと少し頑張りたいなと思います」
――今季はスライダーを多投している。。
「安定して投げられている球種だなと思うので。威力云々というよりかは、1番1年間通してゲームを作る、安定している球種だなと思うので。1個の変化量に頼らず、いろいろな形で投げられている。今日の縦のスライダーも効果的でしたし、有効だったなと思います」
――あと1イニングで規定投球回に到達する。
「投げ切りたかったなっていうのが本当は思いますけど。もう1イニングというか、もう1試合切り替えてまた調整して頑張りたいなと思います」
――今、どのようなところに着目点を置いて投げているか。
「投げるのはゼロに抑えるというだけですね。それは変な話、お客さんが入っていても、入っていなくても、やることはもちろん変わらないので。その中で来てくれた、ファンの人が喜んでもらえる投球ができるのがベストですし。1イニングでも、ゼロを多く並べていくのが、ファンの人が盛り上がるところであると思うので。打席に関しては良い打席で良い結果を出せるような準備を、1イニングでも多くできればいいなと思う。あと7試合ですかね。頑張りたいなと思います」
――打たれる直前は総立ち。1球1球の歓声をどう感じたか。
「三振を取ってベンチに戻るっていうのがベストな答えだと思うので。それができなかったっていうのが、ピンチを作ってしまったっていうのは。もう一つ足りなかったところだと思うので、次回また頑張りたいなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)