鷹・柳田悠岐が起死回生の同点弾 1点ビハインドの9回に試合を振り出しに戻す
前日負傷交代していた柳田はこの日3安打
■西武 ー ソフトバンク(1日・ベルーナドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が起死回生の一発を放った。勝つか引き分けるかで優勝がきまる1日の西武戦。1点ビハインドで迎えた9回に試合を振り出しに戻す同点弾を放った。
このまま敗れれば、「10・2決戦」にもつれ込むことになる危機的状況を主砲が一振りで救った。9回1死で打席に入ると、西武の守護神・増田のボールを弾き返すと打球は左翼スタンド最前列に飛び込んだ。起死回生の同点弾。試合は振り出しに戻った。
柳田は前日の楽天戦でフェンスに後頭部を打ちつけて負傷交代。鞭打ちの症状と診断されてこの日の出場も危ぶまれた。だが、本人が出場を志願し「4番・右翼」でスタメン出場。首にテーピングを巻いた痛々しい姿だったが、第1打席、第2打席でも安打を放ち、この日3安打と大暴れしている。