村上宗隆、史上最年少の“打撃3冠王”に シーズン最終戦で56号含む2安打2打点
2004年のダイエー・松中以来18年ぶり、令和初の誕生
■ヤクルト 8-2 DeNA(3日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆内野手は3日、神宮球場で行われたDeNA戦で4打数2安打、NPB史上単独2位となるシーズン56号本塁打を放ったのに加え、2004年の松中信彦(ダイエー)以来18年ぶり、8人目(12度目)となる打撃3冠王を決めた。22歳での達成は史上最年少。
村上の今季打撃成績は打率.318、56本塁打、134打点。56本塁打は1964年の王貞治(巨人)を抜き、NPBのシーズン日本選手本塁打記録を樹立。2013年のバレンティン(ヤクルト)が記録した60本に次ぐ記録だ。打点部門でも1985年のバース(阪神)らに並ぶ史上11位で、バレンティンが2013年、2018年と2度にわたってマークしたヤクルト球団記録の131打点を超えた。
シーズン終盤は生みの苦しみを味わった。9月13日の巨人戦で55号を放ってから当たりが止まり、その後の13試合では実に44打数5安打の大不振。打率部門で中日・大島に迫られたものの、最後は自力で突き放して栄冠を手にした。
(Full-Count編集部)