村上宗隆は衝撃の“10冠王” 日本人最多56号、22歳が残した偉業の数々
塁打、得点、四球、長打率、得点圏打率、OPSでもリーグ1位だった
■ヤクルト 8-2 DeNA(3日・神宮球場)
セ・リーグ全日程が3日終了し、ヤクルト村上宗隆内野手が打率.318、56本塁打、134打点で打撃3冠王に史上最年少で輝いた。個人タイトルは最高出塁率を含めて“4冠”だったが、他の部門でもトップに立っており、合わせて“10冠”という驚異的な成績だ。
村上がリーグ1位になっているのは他に塁打、得点、四球、長打率、得点圏打率、OPSの6項目。346塁打は2位のDeNA佐野、牧、巨人・丸の258塁打を圧倒。114得点も2位の同僚・塩見の83得点に大差をつけた。
118四球は、2位の巨人・丸に30差。長打率.710は2位のDeNA牧に大差をつけている。出塁率と長打率を足し合わせたOPSも必然的にトップだ。
得点圏打率も.350(120打数42安打)でトップ。2位は菊池涼の.340だった。9月中旬から失速したとはいえ、6、7、8月と3か月連続で月間MVPに輝くなど、シーズンを通じて突出した成績を残した22歳。残した数字は圧倒的だ。
(Full-Count編集部)