内川聖一、涙、涙の公式戦最終打席…DeNA戦で適時二塁打、塁上で瞳は真っ赤
通算2186本目の安打は適時二塁打に
■ヤクルト ー DeNA(3日・神宮球場)
今季限りでの現役引退を発表しているヤクルトの内川聖一内野手が3日、神宮球場で行われたDeNA戦に「5番・一塁」で先発出場。4回の第2打席で左翼へ適時二塁打を放った。内川は塁上で大きな瞳に涙を浮かべ、スタンドからは大きな拍手が送られた。
内川にとってはこれが通算2186本目の安打。ヤクルトファンだけでなく、プロ入り当時に所属した横浜(現DeNA)のファンも大きな拍手を送った。当時の背番号2のユニホームを掲げるファンも見られた。
この試合には、同じく今季限りで引退する坂口智隆外野手も出場。ともに2打席に立ち、4回の守備の際に一度守りにつきファンに深々と一礼。その後ベンチへと下がった。高津監督の粋な采配で、現役生活に別れを告げた。