侍ジャパンのキャプテン誰に? 栗山監督「最高のイメージある」…適任ズラリ
リーグ連覇貢献の山田哲人や若きリーダー村上宗隆らが有力?
野球日本代表「侍ジャパン」は4日、都内で記者会見を開き、来春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を見据えて来月に行う日本ハム、巨人、オーストラリアとの強化試合「侍ジャパンシリーズ 2022」のメンバー28人を発表した。キャプテンの人選について、栗山英樹監督は明言せずも「最高のキャプテンのイメージはある」と強調。メンバーをみると“適任”ともいえる選手は少なくない。
報道陣からキャプテンに関しての質問が飛ぶと、栗山監督は「そこはちょっと、どうしようかなと考えていて、きょうの段階ではキャプテンはこの人でっていうのが、いろんな理由があって……もう少し時間もらえますか?」と言葉を濁した。自らの頭の中には確固たる1人が浮かんでいるようだった。
28人をみると、リーダーにふさわしい選手は少なくない。ヤクルトの山田哲人内野手は所属チームでも主将を務め、今季はリーグ連覇に貢献。優勝決定直後に涙する姿は大きな話題を呼んだ。その使命感に加え、東京五輪メンバーという経験値も申し分ない。
さらに同じヤクルトの村上宗隆内野手も、今季は若きチームリーダーとして台頭。不動の4番としてシーズン日本人最多の56本塁打を放っただけでなく、ベンチで大きな声を出してナインを鼓舞するなどプレー姿勢も各方面から高く評価されている。
そのほか、チームでもキャプテンを担っている西武の源田壮亮内野手や、東京五輪メンバーで重要な扇の要に座るソフトバンクの甲斐拓也捕手らもいる。強化試合とはいえ、いいムードを作って来春を迎えるための重要な時期。チームリーダーは誰になるのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)