「他の選手ならノーチャンス」 トラウトが忘れられない大谷翔平の“衝撃の試合”
衝撃の1試合8打点も…まさかの敗戦で日本でも大きな話題に
エンゼルスの大谷翔平投手は、今季も数々の歴史的瞬間を刻んできた。印象的なシーンは枚挙にいとまがないが、主砲のマイク・トラウト外野手が挙げた「印象的な試合」は、6月21日(日本時間22日)の本拠地でのロイヤルズ戦。「他の選手だったらノーチャンスだが、オオタニはやってのけた」と振り返った。
10月4日(同5日)の敵地でのアスレチックス戦前に取材に応じたトラウト。報道陣から「オオタニの今年一番の思い出は?」と問われると、迷いなく「8打点を挙げた試合だ」と言い切った。
まさに獅子奮迅の躍動とはこのことだった。大谷は6回に8試合ぶりの一発となる14号3ランを放つと、9回には起死回生の同点15号3ラン。さらに2つの犠飛もあり、実に自己最多の8打点をマークした。ただ、試合は延長11回の末にまさかの敗戦。日本でも「歴史的な“なおエ”」と話題を呼んだ。
トラウト自身、今季は故障離脱もありながら117試合で39本塁打、79打点。3年ぶりとなる40発の大台にリーチをかけている。チームは低迷から抜け出せずにいるが、来季も“共闘”が決定。目を見張る二刀流とともに、チームを牽引していく。
(Full-Count編集部)