ロッテ田中靖洋が現役引退「出会いに恵まれた」 吉田裕太には戦力外を通告
西武から移籍し17年間の現役生活「ロッテに拾ってもらった」
ロッテは6日、田中靖洋投手の現役引退を発表した。35歳の右腕は2006年に高校生ドラフト4巡目で西武入りし、2016年に戦力外を経てロッテへ。1軍通算209試合に登板し10勝9敗2セーブの成績を残し、今季も15試合に登板していた。
球団を通じて「最近1、2年、チームに貢献できなかった中、応援してくださったファンの皆様には感謝の気持ちしかありません。西武に入団して、ロッテに拾ってもらった17年間を振り返ると、本当に人との出会いに恵まれた野球人生だったなあと思います。監督、コーチ、スタッフ、選手との出会いに恵まれました。皆様のおかげで本当に幸せな野球人生を送ることができました」とのコメントを発表。
さらに「最後に丈夫な身体に産んでくれた両親、野球をはじめるキッカケとなった2人の兄、いつもサポートをしてくれた家族にこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆様、本当にお世話になりました」と支えてくれた人々への思いを口にしている。
また同日、吉田裕太捕手に来季の契約を結ばないと通告した。本人は現役続行を希望しているという。
吉田は2014年にドラフト2位で立正大から入団。1年目に1軍50試合、2年目にはキャリア最多となる65試合に出場し打率.227を記録したものの、5年目の2018年から出場試合が激減。今季は1軍出場がなかった。
(Full-Count編集部)