大谷翔平と「プレーできたら最高」 ヤ軍コール、共演夢見るも…エ軍の現状に痛烈皮肉
コールは地区シリーズ初戦に先発して7回1失点で勝利投手に
ヤンキースのゲリット・コール投手は11日(日本時間12日)、ガーディアンズとの地区シリーズ第1戦に先発して7回途中1失点の好投で勝利投手となった。今季最多奪三振の右腕は、皮肉を交えつつエンゼルスの大谷翔平投手とプレーすることを望む発言を行った。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」にて、コールは「(ヤンキースのエースは)リーグで一番難しく、重要な仕事だと思う。エースより難しい役割はない。このディビジョンは大変だ。だが私は試合にできるだけ登板し、長く投げる為に給料が支払われている」と名門のエースとして君臨する覚悟を語った。
2019年オフ、コールは先発投手としては歴代最高額となる9年3億2400万ドル(約473億4600万円)の契約をヤンキースと結んだ。ブライアン・キャッシュマンGMは「彼のような大型契約を結んだ場合、期待は高くなる」と話しており、同メディアは「コールはお金、ステータス、そして最もエキサイティングな仕事と引き換えに、高い期待を受け入れると明かした」と述べた。
エンゼルスの本拠地近くの出身で「地元でマイク・トラウトやショウヘイ・オオタニとプレーできたら最高だ」とコール。「(ヤンキースでプレーしていなかったら)今日は、ハンバーガーをグリルし、ビールを飲みながら、ギャンブルすることもできた」と皮肉を交えながらも、大一番に向けて「興奮しているよ」とヤンキースでのプレーを楽しんでいる様子だった。
(Full-Count編集部)