大谷翔平に「制限は一切設けない」 先発の合間に救援、外野出場…GMが示した仰天案

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ミナシアンGM「彼が頭に描いていることは何でもできると思っている」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが6日(日本時間7日)に行ったシーズン総括会見。大谷翔平投手については長期契約を望んでいることや、来年3月の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」での二刀流を容認する考えを明かしていたが、他にも来季の起用法について言及。「制限を一切設けない」とし、リリーフ登板や外野での起用の可能性を示した。

 メジャー5年目でついに投打両方で規定に達した大谷。来季はまた違った姿が見られるかもしれない。5人制ローテ導入について問われたミナシアンGMは「可能性は排除しない」と述べた。「問題ないことを変にいじってはいけない。バランスが必要だ。報いがあるリスクなのかどうか、1年通して話し合ってきたこと。これからも議論していく」と力を込めた。

 ミナシアンGMはさらに、新たな起用法についても言及。「彼が頭に描いていることは何でもできると思っている。それが例えば先発2日後に抑えをやって、3日後に先発したり、中堅を守ったり、50盗塁したりといったことでも」と語った。先発だけではなく救援登板や、外野手として出場する可能性を示したのだ。

 そして「この人間には制限は一切設けない」とも述べた。今季は投手で166回を投げ、15勝、防御率2.33、219奪三振。打者では666打席で160安打、34本塁打95打点11盗塁をマークした大谷。今季途中から監督代行を務めたフィル・ネビン氏が監督に昇格して臨む2023年シーズン。大谷のまた新たな可能性が示されるか注目される。

(Full-Count編集部)

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