打者三振の前に「確信雄叫び」 山本由伸、149キロフォークに打者呆然「バケモン」
バント処理でまさかのファンブルも…後続を圧巻の2者連続三振に斬った
■オリックス 5ー0 ソフトバンク(CSファイナル・12日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手は12日、京セラドームで行われたソフトバンクとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦に先発。8回5安打無失点の好投で初戦を5-0の勝利に導いた。5回にはバントの処理で珍しくファンブルしてピンチを広げたが、後続を圧巻の2者連続三振。最後の149キロフォークに「誰が打てんねん」との声が上がっている。
5回無死一、二塁の場面で今宮の投前へのバントを処理した場面だった。併殺も狙えたが、まさかのファンブルで一塁をアウトにするので精一杯。1死二、三塁とピンチを広げてしまったが、ここからが凄まじかった。鬼の形相で続く柳町を三振に斬り、甲斐には1ボール2ストライクから149キロのフォーク。空振り三振で危機を脱すると、ミットに収まる前にすでに雄叫びを上げていた。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは、この投球を動画で公開。まさにエースの貫禄に、ファンからは「鳥肌がたった!」「打てる球が1球もない!」「もうバケモンやろ」「振る前に確信雄叫びあげてるよ笑」との声が寄せられている。