大谷翔平とトラウトは「トレードされない」 米メディアが今オフの動きを早期予測

エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は10月上旬、2023年については約43億4000万円で合意

 8年連続でポストシーズン進出を逃したエンゼルスは今オフ、どのような動きを見せるのだろうか。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が「2022MLBオフシーズンの早期予測」と題して公開した記事では、大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手について「2人ともトレードされない」と予測された。

 2003年からオーナーを務めるアート・モレノ氏は、8月にチーム売却を検討していることを発表。これにより様々な憶測が飛んだ。特に多かったのが2021年ア・リーグMVPの大谷と3度のMVPを誇るトラウトの今後についてで“トレード説”が巻き起こった。

 しかし同メディアは「この疑問はいまでも興味をそそるが、現実というより仮説に傾きつつある。特にオオタニについては、エンゼルスは二刀流のスーパースターを2023年3000万ドル(約43億4000万円)で確保した今、トレードする気は全くないとボブ・ナイチンゲール記者がすでに報じている」と憶測を“否定”。「もし本当にそうならば、我々としてはトラウトもどこにも行かないと推測する。8年連続ポストシーズンを逃した後なので、より優勝の可能性があるチームへのトレードを要求すれば話は別だが、彼がそうすることは想像しがたい。彼はそういうやり方をする人間ではないからだ」と見通しを述べた。

 さらに指摘したのが、チーム売却を目指す現状だ。「意志表示をしたとはいえ実際の売却はほど遠い。モレノ氏がチームを売り急がない限り、2023年のプレーオフ進出に向けて最後に彼がもう一度選手に投資をしてから、華々しくチームを去る可能性もあるかもしれない」とした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY