侍U-23、台湾相手に1点しか奪えず惜敗 OPラウンド3戦目で初黒星…第4回W杯
先発の片山は3回1安打2失点(自責1)で降板した
台湾で開催されている「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」U-23代表は16日、チャイニーズ・タイペイに1-3で敗れてオープニングラウンド3試合目で初黒星を喫した。
先発の片山楽生投手(NTT東日本)が初回、先頭を四球で歩かせ暴投で二塁に進まれると、自らの野選で先制点を失った。さらに1死三塁から相手の4番打者に適時二塁打を浴びた。片山は3回1安打2失点(自責1)で降板した。
6回には4番手の工藤稜太投手(信越硬式野球クラブ)が痛恨の3連打を浴びて1失点。打線は2回に大西蓮内野手(JR東日本東北)の左中間二塁打で1点を返したが、届かなかった。
「WBSC U-23ワールドカップ」は2016年から隔年で実施されている。日本は第1回大会で優勝、2018年の第2回大会は準優勝、コロナ禍で1年延期されたため昨年開催された第3回大会は出場辞退した。石井章夫監督が率いる今大会はグループAに属し、17日にコロンビア、18日に南アフリカと対戦する。