大谷翔平、WBC守護神へGOサイン「短期決戦」「先発にこだわりない」 帰国一問一答

来季の課題は「ピッチクロック」「今までの間合いだと間に合わない」

――練習を再開させているか。
「ボールを投げたりとか、実際に技術的な練習はやってないですね。肩肘を休める。トレーニングはまぁ何回かは向こうのジムでやっていたりしてました」

――オフ期間中に食事を変えたりしている。
「体脂肪的にちょっと上がって。シーズン後半は上がってくるので。まずはそれを一回リセットして。そこからですかね。トレーニングをして。去年以上のフィジカルにできるように」

――ミナシアンGMがWBCでの二刀流を容認していた。合流時期についてもいつでもいいと話していた。柔軟に対応するのか。
「僕の方から出たいと話をしていないので。むしろ向こうの方から『好きにやってくれ』ぐらいの感じで言われていたので。シーズン中でしたし、そこに関しては深い話はもちろんしてなかったでしたし。まずはシーズンを終わる。しっかりとした形で終えることだけを考えていたので。この10日間を含めて、またここから先を含めて考えたいなと思っています

――仮にWBCに出場するなら二刀流が前提になるか。
「そうですね。バッティングに関してはもちろん、時期的に問題ないと思うので。ピッチングの方ですよね。その時期から100球、120球を投げるというわけにはもちろんいかないので。そこは、どの国も一緒ですし。そこも含めて、どういうふうな感じで。もちろん僕が指揮をとるわけではないので。僕は起用してもらう側なので。どういう起用の仕方をしているのかを考えているかも含めて。また話してみないとわからないかなと思います」

――投手調整は早い時期からやらないといけない。
「時期的にそんなに。例年ならスプリングトレーニングが始まって、1、2週間弱でライブBP、2イニングぐらいを投げているぐらいの感じだと思うので。球数からしたら40球ぐらい。そこで、もし先発で投げるのであれば、60、70球を投げるように仕上げないといけない。そこも含めて。先発でなくていいというのであれば、早める必要もないですし」

――東京ラウンドから出場したい選択肢はあるか。
「それも含めてですね。先発で投げるのか、中継ぎで投げるのか、クローザーで投げるのかですし。バッティング、ファーストステージはバッティングのみでいうなら、どうなるかも分からないので。そこはまだ話してないですし、そういう段階の話はシーズン中はしていないので。これからかなと思います」

――WBCに出場できるコンディションの目安は。
「不安なくトレーニングが順調に進んでいるのであれば、問題ないかなと。もちろんこの時期なので、肩肘の状態がどうのこうのというわけではないですし、しっかりとしたリカバリーをまずとって。しっかりとしたトレーニングができれば、例年通りの状態になるんじゃないかなと。その段階でつまずくようであるなら、難しいかなと思います」

――現時点での体の状態は。
「問題なく、健康な感じで終えたと思っているので。今はどちらかというとリカバリー優先というか、あまり高負荷のトレーニングはそこまでしていないので、まだその体調うんぬんという段階ではない」

――今オフに取り組みたいことは。
「技術の一番はやっぱりピッチクロックがあるので、投球感覚をイメージしながら、フォームづくりというか、今までの間合いだと間に合わないので、バッティングもそうですけど、いちいち打席を外していたらボールにとられちゃうので、そこもイメージしながら」

――11月の侍ジャパンの強化試合は見てみたいか。
「直接見に行くということはないかなと思うんですけど、そうですね。そのメンバーが選ばれるかどうかも分からないので、もちろん有力な選手が出るとは思いますし、テレビで映っていれば見ることはあるかなと思います」

「仕事とトレーニングがない日はゆっくりしたい」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY