ダルビッシュ、先制被弾に「あれはびっくり」 敗戦も7回2失点「良かったは良かった」

フィリーズ戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
フィリーズ戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

序盤には右膝付近に流血も…4回に先制被弾、6回にも一発浴びる

■フィリーズ 2ー0 パドレス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間19日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は18日(日本時間19日)、本拠地でのフィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、7回3安打7奪三振2失点と試合を作った。敗戦投手となったものの、先陣のマウンドで見せた好投に「フォーシームが久しぶりに、1か月以上ぶりくらいに良かったので、スライダーも良かったですし、良かったは良かったですね」と振り返った。

 初回先頭に四球を与えるも、後続を3人で斬って上々の立ち上がり。右膝付近に流血の跡がにじんでいたが、3回2死から今季本塁打王のシュワーバーに右前打を許すまで無安打投球だった。

 しかし4回1死から昨季のMVPハーパーに先制ソロを被弾。「本当は外低めにいきたかったんですけど、外高めでも大丈夫だというところだったんで、ツーシームはあまり打たないというところで。だから、ちょっとあればびっくりでしたね」と語った。味方の援護を受けられない中、6回先頭にはシュワーバーにソロを被弾。「1-0でキープできていればみんな気持ちもまた違ったのかなと思うんですけど」と悔やんだ。

 今季メジャー自己最多タイの16勝を挙げたエースは、ポストシーズンでもチームを牽引してきた。7日(同8日)のメッツとのワイルドカードシリーズ第1戦では7回1失点の好投。先陣を飾った。12日(同13日)のドジャースとの地区シリーズ第2戦では3被弾しながら5回3失点と粘った。自身3連勝をかけて大一番で先陣を切ったが、無援護では勝利は叶わず。だが、まだ初戦を落としただけ。次回登板での雪辱を見据え「プレーオフになると中3日でも中4日でもどっちでも対応できるように」と意欲を見せた。

(Full-Count編集部)

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