ダルビッシュの魔球は「ゲームのよう」 “ネット裏目線”で体感「これは当たらない」
外角ボールゾーンに曲がるスライダーで空振り三振を奪った
■フィリーズ 2ー0 パドレス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間19日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は18日(日本時間19日)、本拠地でのフィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発。打線の援護なく敗戦投手となったが、7回3安打7奪三振2失点と好投した。2回の投球ではキレキレのスライダーでニック・カステヤノスから三振を奪い、その変化にファンも驚嘆。「ゲームのような曲がり」「野球盤の球みたいな軌道だと思った」と声をあげている。
ダルビッシュは2回先頭のカステヤノスに対して、カウント0-2からの3球目に82.1マイル(約132キロ)のスライダーを投じた。外角ボールゾーンに曲がる一投に、カステヤノスは手を出して空振り三振。バックネット側から撮影された映像では、その驚異的な変化量が分かる。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに動画を投稿すると、日米ファンが続々と反応。「スライダーを野球界から禁止するときが来た」「これはエグイ」「見えないガラスに当たったような曲がり方」「美しいラインを描きながら流れていくスライダー!」「これは当たらないわ」「野球盤の球みたいな軌道だと思った」とコメントが並んだ。