巨人、くじ引き連敗は11でストップ 原監督が高松商・浅野の交渉権引き当てガッツポーズ
巨人は浅野の1位指名を公表も、阪神と競合に
2022年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は20日、都内のホテルで開催され、高校No1野手として注目を集めた高松商・浅野翔吾外野手は公表していた巨人と阪神が競合。抽選の末に巨人の原辰徳監督がくじを引き当て、交渉権を獲得した。12球団最速で1位指名を公表していた巨人は2011年に松本竜也投手を引き当てて以降、くじ引き11連敗中だったが、原辰徳監督が連敗記録に終止符を打った。
浅野は身長170センチと小柄ながら今夏の甲子園で3本塁打、打率7割の成績を残しチームを8強入りに導いた。野球日本代表「侍ジャパン」U-18の代表として、米国で行われた「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」でも1番打者として活躍し、銅メダルを獲得していた。
高校通算68本塁打をマークし走攻守、3拍子揃った両打ちのスラッガーには史上初めて、巨人と阪神の2球団での競合に。結果的に巨人が当たりくじを引き当てた。くじを引き当てた原辰徳監督は右手を握りしめてガッツポーズを決めた。昨年も西日本工大・隅田知一郎投手(西武)に入札したものの、外れ1位で大勢投手を指名していた。
(Full-Count編集部)