巨人1位の高松商・浅野翔吾、重複指名に驚き 「まさか競合するとは思わなかった」
巨人のイメージは「球界を代表するような選手がたくさんいる球団」
2022年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が20日、都内のホテルで行われ、高校通算68本塁打の高松商・浅野翔吾外野手は2球団競合の末、巨人が交渉権を獲得した。会見に臨んだ浅野は「まさか競合するとは思わなかった」と驚きの声をあげた。
ライバル球団の一騎打ち。事前に公表していた巨人と阪神が競合。抽選の結果、巨人・原辰徳監督がクジを引き当て会場では満面の笑みを見せた。伝統ある球団から1位指名を受けた浅野も「ホッとしています。昔からプロ野球選手を目指してきたが、まさか競合するとは思わなかったので嬉しかったです」と、ドラフトを終え安堵の表情を見せた。
巨人からは12球団最速で1位指名を公表されていたが、当日を迎えるまで不安もあったようだ。
「いつも通り過ごしたんですけど、いつもより時間が経つのが早かった。こうやってドラフト会議で指名されて嬉しく思います」
巨人のイメージを問われると「球界を代表するような選手がたくさんいる球団」と即答。プロ野球選手の夢を叶え「身長が小さい選手にも夢を与えられるような選手になる。走攻守バランスの取れているところがアピールポイントだと思います」と、意気込みを口にした。
2年半の高校野球生活を見守ってきた長尾健司監督は「おめでとう。今からがスタートなので。いいスタートラインに立って、本当の戦いはここから。名門の球団なので。その中で一際、輝けるようにがんばって!」とエールを送っていた。
(喜岡桜 / Sakura Kioka)