侍U-23、宿敵・韓国に辛勝 決勝進出に前進…最終回に反撃受けるも逃げ切り
韓国にとっては今大会初の黒星
台湾で開催されている「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」で21日、「侍ジャパン」U-23代表はスーパー(決勝)ラウンドの韓国戦に2-1で辛勝した。20日の豪州戦に続き2連勝で、決勝進出に前進した。
両チーム無得点の4回2死から平野友都外野手(西部ガス)が二塁打で出塁。続く中川拓紀内野手(Honda鈴鹿)のタイムリーで1点を先制した。続く5回2死一、二塁のチャンスでは、中村迅内野手(NTT東日本)が右翼への適時二塁打を放って追加点を挙げた。
投げては先発の藤村哲之(東芝)が4回を1安打3奪三振の無失点と好投。5回以降も2イニング連続で無失点リレーでつないだ。7回は4番手の権田琉成投手(TDK)が1点を失ったもののなんとか逃げ切った。
オープニング(予選)ラウンドから持ち越された成績を踏まえ、日本は3勝1敗となり、大会を通じて初黒星となった韓国と並んだ。すでに3位決定戦以上の進出が決定。22日にメキシコとのスーパーラウンド最終戦に臨む。