日本ハム移籍の江越大賀が語っていた「覚悟」 ロマン砲から“新庄2世”へ覚醒なるか
プロ通算334試合出場で打率.189、13本塁打38打点、23盗塁
ここ3年間で1軍無安打。プロ通算でも334試合に出場し打率.189、13本塁打38打点、23盗塁。阪神で残した数字をみると、いつ戦力外になってもおかしくはなかった。そんな男に、救いの手を差し伸べたのが、日本ハムの新庄剛志監督だった。
身体能力が高く、俊足、強肩のプレースタイルは自身とダブるところがあったのだろう。来年3月で30歳を迎える江越にとってはラストチャンス。本人も「新庄監督はスター性がある方。本当にチャンスなので、しっかり生かしたい」と意気込みを口にしている。
長年の課題だった打撃を克服すれば、一気にレギュラー獲得の可能性もある。巨人から移籍した大田泰示外野手(現DeNA)も初年度の2017年に初の規定打席、自身初の2桁となる15本塁打をマーク。その後も、外野の一角を担い2020年まで4年連続2桁本塁打を記録するなど、北の大地で才能を開花させた。