ダルビッシュ、来季へ「不安もあります」 メジャー11年目終了…試合後語った全て

フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

7回途中2失点で勝利投手の権利手に降板も惜敗

■フィリーズ 4ー3 パドレス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間24日・フィラデルフィア)

 パドレスのダルビッシュ有投手が23日(日本時間24日)、フィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に先発。6回0/3を4安打2失点で勝利投手の権利を手に降板したが、チームは8回に逆転を許した。フィリーズに13年ぶり8度目のリーグ優勝を許し、メジャーで11年目のシーズンは終戦。試合後は自身やチームについて振り返った。

――試合が終わった瞬間の気持ちは。
「普通に“終わったな、今年は”という感じでした」

――今日は気温、雨、風と最悪のコンディションだった。
「雨もそうでしたし気温もそうですし、ボールも濡れていたりとか、何よりもマウンドがスパイクに土がたくさんついて踏ん張れなかったところがあって、メカニクスを変えないといけないところがあったんですけど、なかなか真っ直ぐも投げられない状況で、でも試合をつくることはできたので、そこはよかったと思います」

――先に行きたかったところだが、ワイルドカードから上がってきた。
「評価としてはポストシーズンが始まる前は全然高くない中で、みんなでメッツ、ドジャースという凄い強いチームに対して勝てたので、24年ぶりもありますし、何よりも選手とか球団が自信が付いたんじゃないかなと思います」

――今季30登板+ポストシーズンを振り返って今年1年は。
「早かったですね、凄く。自分のやることにとにかく集中していて、もう野球だけって感じだったので、その中でこのチームの中で色んな人間関係ができたりとか、凄くいい友達がたくさんできたりとか、色んないいことがたくさんあった年だったと思います」

――今年新たに得たものは。
「野球への集中の仕方は自分の中でつかんだというか、こういう形で野球に対して取り組めばいいんだなっていうのは、この歳になってですけど、やっと分かった感じはします」

――来年に向けてオフは。
「もう1回ちゃんと体を鍛え直して、シーズン後半あんまりトレーニングをしっかりできなかったりとかそういうところもあったので、ちょっとだけ休んで、またトレーニングをしっかり始めて、来年またいい状況で帰ってこられるようにしたいと思います」

負けられない大一番も「重圧をかけるかけないは自分次第なので」

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