元虎スアレス、痛恨被弾も「私はいい球を投げた」 パドレス終戦も…元鷹右腕は手応え
ダルビッシュは7回途中2失点好投も…フィリーズにリーグVを許した
■フィリーズ 4ー3 パドレス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間24日・フィラデルフィア)
パドレスは23日(日本時間24日)、フィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に3-4で敗れ、敗退が決まった。先発したダルビッシュ有投手が7回途中2失点の粘投も、2番手で元阪神のロベルト・スアレス投手が決勝弾を浴びた。
スアレスは回跨ぎとなった8回無死一塁から、ハーパーに決勝2ランを左中間席にたたき込まれた。「いい投球ができたと思う。打たれた球は外角の球だったが、うまく打たれた。(打たれた球は)狙われていたかどうか分からない。私はいい球を投げた。できることをしただけだ」と振り返った。
シーズンでは45試合に登板して防御率2.27と救援陣を支えた。「シーズン序盤は調子が上がらなかったが、幸運にもチームメートやコーチに支えられて、修正することができた。シーズン進むにつれて、調子が上がった。健康な状態でシーズンを終えられた」と周囲に感謝した。
また昨季はソフトバンクに所属したニック・マルティネス投手も、シーズン47試合の登板で4勝4敗、8ホールド8セーブ、防御率3.47とフル回転し、ポストシーズンも7試合に登板した。「我々は力強い1年を過ごすことができた。プレーオフ終盤まで進むことができた。(この敗戦を)来年のモチベーションにしたい。ここに戻る為に、エネルギーを持って貪欲に勝利を目指したい」と来季を見据え「日本でご覧になっている皆さん、サポートありがとうございました。私は、皆さんと日本を愛しています」と笑顔を見せた。