阪神ドラ6富田に高まる期待 U-23W杯で“2冠”、4戦防御率0.56…世界の強打者圧倒
23日の韓国との決勝戦では2回無安打無失点で流れをつくった
台湾で開催されている「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」に出場していた「侍ジャパン」U-23代表は、2016年の第1回大会以来、3大会ぶり2度目の優勝を果たした。阪神からドラフト6位指名を受けた富田蓮投手(三菱自動車岡崎)が最優秀投手とベストナイン(ALL-WORLD TEAM)の先発投手部門のタイトルを獲得した。
富田は23日の韓国との決勝戦に先発して2回無安打無失点の好投。今大会では4試合に先発して計16回2失点(自責1)、防御率0.56の安定感で世界一に大きく貢献し、早くもプロの世界での活躍を期待したくなるほどの存在感を見せつけた。
なお日本代表からは権田琉成投手(TDK)がMVPと救援投手のベストナイン、大西蓮内野手(JR東日本東北)が首位打者と指名打者のベストナイン、中川拓紀内野手(Honda鈴鹿)が三塁手のベストナインに輝いた。