ジャッジの契約は「天文学的な数字になる」 残留願う同僚は“史上最高額”予想
残留願うリゾ「ヤンキースのユニホームを着ていてほしい」
今季ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の去就が注目されている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」の報道によれば、同僚のアンソニー・リゾ内野手が「天文学的な数字の契約」を予想しつつ、残留を願っている。
ヤンキースはア・リーグ優勝決定シリーズでアストロズに4連敗を喫し、ジャッジの歴史的なシーズンは幕を閉じた。今季開幕前には7年2億1350万ドル(約318億円)での契約延長を拒否したとされており、リゾは「彼は自分自身に対して大きな賭けに出た。最大のステージで、最大の市場でね。そして、いとも簡単にそれ(記録的なシーズン)をやってのけた。彼は球界で最も高い年俸を得る選手として報われるべきだと思う」と語った。
最も重要なタイミングであるシーズンで62発を放ち、131打点との“2冠”、打率もリーグ2位の.311と3冠王にも目前に迫った。さらに守備や盗塁、四球増でもチームに貢献したことに「全てを兼ね備えた人だ」と称賛する。
リゾが言うように、最高額の選手になるための超えるべき基準は、12年4億2650万ドル(約635億円)のマイク・トラウトや年俸4330万ドル(約64億円)のマックス・シャーザーの契約。それでもジャッジの活躍で球界や球団にもたらしたお金、特に記録がかかった9月のことを考えると「彼の(未来の)高額契約を簡単にカバーできる」とリゾは言う。
さらに「野球界には沢山のお金が転がっている。彼が手にする契約がどのようなものになろうとも、天文学的な数字になるだろうし、それに値する」と断言。その上で「彼自身のためにも、球界のためにも、そして野球全体のためにも、ヤンキースのユニホームを着ていてほしい」と来季もチームに残留することを希望した。
(Full-Count編集部)