鷹の“顔”が退団、3年前の3冠右腕や中日の元主砲が戦力外に 2005年ドラフト組の今

存在感示した平野佳&炭谷、松田は退団、川島は引退→楽天2軍コーチに

“高校生ドラフト組”で今季存在感を発揮したのは西武1巡目入団の楽天・炭谷銀仁朗捕手。直近6年間では最多の98試合に出場し、盗塁阻止率.339はリーグ3位だった。楽天3巡目の銀次内野手は83試合で62安打。ヤクルトの3巡目・川端慎吾内野手は52試合出場で打率.175だった。オリックスの1巡目・T-岡田外野手は36試合で打率.149に終わった

「大学生・社会人ドラフト」では松田宣浩内野手が希望枠で亜大からソフトバンクに入団。ゴールデングラブ賞に8度輝くなど、チームの“顔”として長きにわたって活躍したが、今季限りで退団。39歳は来季以降の現役続行も表明している。ソフトバンクで1910試合、1831安打、301本塁打をマークしたレジェンドは来季どこのユニホームを着るのか。

 オリックス・平野佳寿投手は京産大から希望枠で入団。入団4年目から救援に転じ、2011年に最優秀中継ぎ、2014年に最多セーブのタイトルを獲得した。2017年オフに海外FA権を行使して3年間メジャーでプレー。2021年に古巣に復帰して29セーブ、今季は28セーブをマークした。

 九州国際大から3巡目で日本ハムに入団した川島慶三内野手はヤクルト、ソフトバンクと渡り歩き、今季は楽天でプレー。12試合出場で打率.136、1本塁打に終わった。このオフに戦力外通告を受け、現役引退を表明。来季から楽天2軍打撃コーチを務める。

(Full-Count編集部)

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