ジャッジに「いくらでも払う」 “天文学的”年俸70億円も…ジャイアンツの本気度は
ジャイアンツは複数の年俸高額選手がFAに「資金は豊富だ」
ヤンキースからFAとなるアーロン・ジャッジ外野手が今オフ最大の争奪戦となりそうだ。ヤンキース残留と共に注目されるのがジャイアンツだ。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の特集記事からは、ジャッジ獲得への決意が伝わる内容となっている。
ジャイアンツは昨季107勝55敗でメジャートップの勝率を記録したが、今季は81勝81敗で地区3位。正捕手バスター・ポージーも昨季限りで引退し、スター不在となっている。複数球団による大争奪戦の様相を呈しているが、ジャイアンツは“お財布”に自信があるようだ。米老舗誌は地元メディア「NJ.com」のランディ・ミラー記者の報道を引用。「いくら払っても」と銭闘に臨む覚悟を紹介した。
「ジャイアンツの最優先事項がジャッジとの契約で、金額では他に負けない。もし彼らがジャッジと契約できなかったとしたら、それは金額以外の理由だろう」
ジャイアンツ選手ではブランドン・ベルト(22年年俸1840万ドル)ら複数の年俸高額選手がFAに。「資金は豊富」だ。さらにジャッジはサンフランシスコから遠くないカリフォルニア州リンデン育ち。少年時代はジャイアンツファンで、ジャッジの両親、義理の両親ともにリンデン在住であることが紹介されている。
12年4億2650万ドル(約635億円)のマイク・トラウトや年俸4330万ドル(約64億円)のマックス・シャーザーを超える大型契約が一部では予想され、ヤンキース同僚のリゾは「天文学的な数字の契約」と読んでいる。果たしてリーグ新の62本塁打を放ったスラッガーは、東の名門から西の名門へ移るのだろうか。
(Full-Count編集部)