19歳育成新人は「支配下に上げてもいい」 正確レーザーに「かなり実力ある」
日本ハムの阿部は支配下目指しフェニックスリーグに参戦中
若手選手は現在、来季に向けて宮崎県内で行われているフェニックス・リーグで実戦を積んでいる。日本ハムの高卒1年目で育成の阿部和広外野手もその1人。外野から見せた正確無比なレーザービームは「支配下に上げていいんじゃないかなー?? かなり実力あると思うんですけど…!」と注目を集めている。
平塚学園高から2021年育成ドラフト4位で入団した阿部。身長170センチとプロ野球選手の中では小柄だが、右投げ両打で俊足が武器の19歳は、支配下に向けてアピールする日々だ。27日の阪神戦、8回に2点を先制されなおも1死二、三塁から、島田が中前へヒット。中堅手・阿部は前進してこれをつかむと、ワンバウンドで捕手のミットに収まる完璧な送球を見せ、二塁走者をアウトにした。
イースタン・リーグでは26試合に出場して打率.209。支配下、さらに近い将来外野手争いに割って入ることが期待される。「パーソル パ・リーグTV」公式ツイッターが映像を公開すると、楽しみな存在にファンも「阿部ちゃんかっけー」と喜んでいた。