アストロズのタッカーが2打席連発の大暴れ WSでの1試合複数本塁打は球団史上初
2回に先制ソロ、3回には3ランを放って3回までに4打点
■アストロズ ー フィリーズ(ワールドシリーズ・日本時間29日・ヒューストン)
アストロズとフィリーズによるMLBのワールドシリーズは28日(日本時間29日)、アストロズの本拠地ミニッツメイドパークで開幕し、アストロズのカイル・タッカー外野手が2打席連発の4打点と大爆発している。
両チーム無得点で迎えた2回。先頭打者で打席に立ったタッカーは1ボール1ストライクからフィリーズ先発のノラが投じたチェンジアップを捉えて右翼スタンドへと運んだ。先制のソロ本塁打に本拠地のファンは熱狂した。
さらに3回だ。ペーニャの二塁打、ブレグマンの四球で2死一、三塁で打席にタッカーが打席に入ると、フルカウントからの7球目のスライダーを捉えて再び右翼スタンドへ。リードを5点に広げる2打席連発の3ランに、スタジアムは割れんばかり大歓声に包まれた。
米メディア「CBSスポーツ」のツイッターによれば、アストロズにとってワールドシリーズでの2打席連発はもちろん、1試合での複数本塁打も球団史上初。ワールドシリーズ初戦で、タッカーが驚異的な働きを見せている。