オリックス、1安打完封リレーで26年ぶり日本一に王手 杉本が決勝打、2敗から3連勝

先発・山崎福に迎えられる先制打を放ったオリックス・杉本裕太郎【写真:共同通信社】
先発・山崎福に迎えられる先制打を放ったオリックス・杉本裕太郎【写真:共同通信社】

山崎福、宇田川、平野、山崎颯、ワゲスパックが圧巻の1安打完封リレー

■オリックス 3ー0 ヤクルト(日本シリーズ・29日・神宮)

 オリックスは29日、神宮球場で行われたヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2022」第6戦に3-0で勝利。対戦成績を3勝2敗1分けとし、26年ぶりとなる日本一に王手をかけた。杉本裕太郎外野手の決勝打を、自慢の投手陣が1安打完封リレーで守り切り、2敗1分けから3連勝とした。

 オリックス先発の山崎福とヤクルト先発の小川が息詰まる投手戦を繰り広げ、5回まで両軍とも無得点が続いた。均衡が破れたのは6回、オリックスは2死一、二塁から杉本が先制の右前適時打を放った。9回にはヤクルト守護神のマクガフの悪送球、西野の右犠飛で2点を追加してリードを広げた。

 投げては、山崎福が初回先頭に許した1安打のみの5回無失点。宇田川、平野、山崎颯、ワゲスパックが1イニングずつを無安打に抑え、圧巻の完封リレーでつないだ。30日に神宮球場で行われる第7戦に勝利すれば、26年ぶりの日本一となる。一方で、ヤクルトが勝利または引き分けで、1986年の西武-広島以来、36年ぶり2度目となる第8戦に突入する。

(Full-Count編集部)

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