2年連続沢村賞、160キロ右腕、3投手がTJ手術 オリの連覇を支えた16年“神ドラフト”

大阪桐蔭高時代に藤浪晋太郎らと春夏連覇を達成した澤田圭佑は今オフに戦力外

 その他にも日本生命から5位で入団した小林慶祐投手は、2020年シーズン中に阪神へトレード移籍し、ここまで通算103試合に登板。大阪桐蔭高時代に藤浪晋太郎投手らと春夏連覇を達成した澤田圭佑投手は立大から8位で入団。2018年にセットアッパーとして47試合に登板し防御率2.54をマーク。その後は右肘の故障もあり、今季はトミー・ジョン手術を受けオフに戦力外となった。

 育成ドラフト2位で浦和学院高から入団した榊原翼投手は2018年に支配下に昇格。2019年には13試合に先発しプロ初勝利を含む3勝を挙げ、山本、山岡に続く先発候補として期待された。昨季終了後に育成契約に戻り、今オフは戦力外通告を受けている。

 2016年のドラフト組は育成を含め15人。すでにNPBの舞台を去った選手もいるが、山本、山岡のダブルエースを獲得し、山崎颯、黒木、澤田らが中継ぎで活躍するなど“大豊作”の年だったといえるだろう。

○2016年のドラフト指名選手

1位 山岡泰輔投手(東京ガス)
2位 黒木優太投手(立正大)
3位 岡崎大輔内野手(花咲徳栄高)
4位 山本由伸投手(都城高)
5位 小林慶祐投手(日本生命)
6位 山崎颯一郎投手(敦賀気比高)
7位 飯田大祐捕手(ホンダ鈴鹿)
8位 澤田圭佑投手(立教大)
9位 根本薫外野手(霞ヶ浦高)

育成1位 張奕投手(日本経済大)
育成2位 榊原翼投手(浦和学院高)
育成3位 神戸文也投手(立正大)
育成4位 坂本一将内野手(BC・石川)
育成5位 中道勝士捕手(明大)

(Full-Count編集部)

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