中日戦力外の平田、“重要なお知らせ”で再度の謝罪 改めて現役意欲も…進捗発表なし

中日から戦力外通告を受けた平田良介【写真:荒川祐史】
中日から戦力外通告を受けた平田良介【写真:荒川祐史】

物議醸した会見「誤解を生むような発言をして申し訳ありませんでした」

 中日を戦力外となった平田良介外野手が30日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。2日前にインスタグラムで「平田良介より重要なお知らせ」告知していたが、自身の去就についてなどの発言はなく。物議を醸した退団会見について「誤解を生むような発言をして申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。

 今季は51試合で打率.200、1本塁打、10打点。チームの来季の構想から外れた。生え抜きとして17年間戦った思いと球団の考えとのすれ違いについての発言がネット上などで物議を醸し、自身のSNSで「セレモニーのことだけをクローズアップされ報道されてしまいましたが、提案してくださったセレモニーの内容が理由で自由契約を選択したわけではありません」と釈明していた。

 更新した動画でも「立浪監督から引退をするか、それとも自由契約にするか選択をさせてやると言われて」と経緯を説明。「まだまだ自分自身できるところもあると思いますし、引き際ではない」とあらためて現役への見せた。さらに「もし次のプロ野球チームに呼んでいただけることがありましたら、ベテランならではの経験を、後輩たちに伝えていければと思います」と語った。

 平田は2005年の高校生ドラフトで1巡目指名を受けて中日に入団。6年目の2011年に113試合に出場してリーグ連覇に貢献した。バットだけでなく、守備での存在感も強く、右翼のレギュラーを担ってきた。ただ、年間通してフル稼働したシーズンは少なく、直近5年間でも100試合以上に出場したのは打率.329をマークした2018年だけだった。

【実際の映像】中日戦力外の平田良介が語った”重要なお知らせ

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