イチロー氏「日本人としての誇り」 尊敬するレジェンドの「イメージって恐ろしい」
本塁打のイメージ強すぎて「『ちゃんと走ってたんですか?』って…」
モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」に、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が選んだレジェンドOBが「イチローセレクション」として各球団1人ずつ登場。ゲームの公式YouTubeが公開した動画では、イチロー氏自身が各球団から選出した12人について語っている。巨人から選んだのは、“世界のホームラン王”王貞治氏だった。
通算868本塁打を誇る王氏に、説明は必要ないとばかりにイチロー氏は「世界の野球選手たちの憧れ。日本代表としてアメリカに試合に行くと、サインを欲しい一番の方です。日本人としての誇りです」と言葉を紡いだ。通算2831試合に出場。本塁打王15回、1試合4本塁打、MVP9回、2年連続3冠王など数々の記録を打ち立てた王氏への尊敬の念は強い。
一方で、本塁打のイメージが強すぎるからこそ「王監督に『二塁打とか三塁打ってちゃんと走ってたんですか?』って聞いたら『走ってるよバカヤロー!』って。ないでしょ? 王監督が三塁まで全力疾走とかっていうイメージが全く出てこないので、内野安打とか。イメージって恐ろしいなって」と笑顔で述べていた。