3割打者が2億円+出来高でサイン 日本シリーズ終了で球界“銭闘”へ、FA宣言も開始

契約更改を行ったDeNA・宮崎敏郎【写真:宮脇広久】
契約更改を行ったDeNA・宮崎敏郎【写真:宮脇広久】

DeNAの宮崎敏郎は6年契約の1年目、FA宣言期間もスタートした

 DeNAの宮崎敏郎内野手は31日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円プラス出来高でサインした(金額は推定)。日本シリーズは30日にオリックスの日本一で幕を閉じ、11月は契約更改交渉が本格化する季節となる。

 昨オフに異例の6年契約を結んでいたこともあり、早めの契約交渉に臨んだ宮崎。その1年目の今季は、4月下旬に左太もも裏の炎症で離脱したものの、122試合に出場してリーグ4位の打率.300、16本塁打50打点、チームトップの出塁率.365をマーク。チームの最下位から2位への躍進に貢献していた。

 宮崎は「(3割は)個人成績として目標にしている数字ではあるが、一言で言えば、悔しいシーズンだった。2年連続で目の前で負けた(ヤクルトの胴上げを見せつけられた)ので」と振り返り、来季チームとして1998年以来、25年ぶりの優勝にこだわることを強調した。長期契約の1年目にも「気持ちは全く変わらなかった」と明かした。

 本格的にオフシーズンに突入したプロ野球。31日には、フリーエージェント(FA)の権利を持った選手が行使を宣言できる期間が始まった。西武の森友哉捕手や日本ハムの近藤健介外野手らの動向に注目が集まっている。宣言できる期間は9日までで、10日に宣言選手が公示される。その後各球団との交渉が可能になる。

(Full-Count編集部)

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