松坂大輔氏が“猛打賞”に美技 「4番・遊撃」で攻守に躍動…イチロー氏を援護
「4番・遊撃」で内野安打、適時打、二塁打…二遊間のゴロで美技も披露
マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターとして活動するイチロー氏率いるチーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が3日、東京ドームで「高校野球女子選抜」とエキシビションマッチを行った。昨年限りで現役引退した松坂大輔氏が「4番・遊撃」で出場し、4打数3安打1打点の活躍。守備でも美技を見せ、攻守にわたる活躍で勝利に貢献した。
1998年の甲子園で春夏連覇を果たした横浜高の4番打者が猛打を見せた。初回一死一、二塁で一塁強襲安打。満塁とチャンスを拡大し、続く澤本啓太の逆転となる2点打を演出した。
3回1死二、三塁での第2打席はリードを2点に広げる左前適時打。バットは止まらず、6回先頭の第3打席では右翼線へ二塁打。猛打賞をマークし、犠飛で4点目のホームを踏んだ。7回1死三塁での第4打席は三ゴロだった。
守備でも魅せた。先制点を奪われた直後の初回1死三塁でゴロを無難にさばいて追加点を許さず。2回1死では二遊間のゴロに追いつき、一塁へ好送球。アウトにした。2009年WBC以来だったイチロー氏との“共闘”で、見事な援護。横浜高で4番を張った“平成の怪物”が勝利に大きく貢献した。
(Full-Count編集部)