巨人ウォーカーが侍サブマリン粉砕 左翼へ勝ち越し3ラン、弾丸ライナーで場内騒然
2打席連続安打で変則投法に適応
野球日本代表「侍ジャパン」と巨人との強化試合が6日、東京ドームで行われ、巨人のアダム・ウォーカー外野手が1-1の4回、無死一、三塁から左翼席へライナーで飛び込む勝ち越し3ランを放った。巨人は4-1とリードしている。
マウンドにはこれが侍ジャパン初選出となるアンダースローの與座海人投手(西武)。初球、低めのスライダーをうまくとらえた。打球はライナーで左中間スタンドに突き刺さった。満員のスタンドからはどよめきが起きた。
與座は下手投げならではの球筋が、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で当たる外国の強打者対策になると期待されている。ただウォーカーはこの日、2回の第1打席でも浮き上がってくる直球を中前打とし、適応力を見せている。