大谷翔平は「毎年MVPに値する」 最終候補入りでネビン監督「チームにいることは幸運」

エンゼルス・大谷翔平(左)とフィル・ネビン監督【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とフィル・ネビン監督【写真:Getty Images】

ジャッジ、アルバレスと最終候補入り、2年連続受賞なら日本選手初

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する各賞の最終候補3人が7日(日本時間8日)に発表され、エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグの最優秀選手賞(MVP)の候補に入った。フィル・ネビン監督は、大谷について「毎年MVPに値する」と改めて絶賛した。

 MLBネットワークでインタビューに応じた指揮官。今季の大谷について、何が目立ったのかと聞かれると「継続性だ。彼は毎日準備を怠ることはない。彼が活躍するのは日々の準備があるからだ。球団にもたらしてくれることは、毎年MVPに値する」と称えた。2年連続受賞となれば日本選手初の快挙となる。

 投手で15勝、野手で34本塁打と今季も二刀流でフル回転。これには「ショウヘイが行う全ての練習に意図がある。体の負担を考えないといけないから、シーズン通して沢山の練習はできないが、全てに意味がある。見ていて素晴らしいと思うよ」と振り返り「彼がチームにいることは幸運なことだと思うし、色んなことを学んだ。彼は私が知る限り、最も頭のいい野球選手の1人だ」と評した。

 MLB公式も大谷とともにジャッジ(ヤンキース)、アルバレス(アストロズ)が候補入りしたことを伝え「2021年と比べて、さらにいいシーズンを送った。投手として進化し、特に制球力が向上した。リーグトップの奪三振率11.9を記録し、10試合で1試合10奪三振以上もリーグトップだった」と投球面の進化に注目。その理由として「ツーシームと2つ目のスライダーを球種に加え、奪三振率を向上させ、与四球率を改善した」と分析した。

(Full-Count編集部)

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