球界屈指の好打者がFA権行使へ、阪神右腕は残留を発表 助っ人2人が自由契約…8日の去就
近藤は今季99試合で打率.302、西勇は9勝&防御率2.18をマーク
日本ハムは8日、近藤健介外野手が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意向を伝え、申請書類を提出したと発表した。「ファイターズからは温かいお言葉を幾度となくかけていただき、ありがたいオファーも提示していただきました。侍ジャパンに向けて集中する中で、もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」と球団を通じてコメントを発表している。
2011年ドラフト4位で横浜高から捕手として入団。外野手に登録変更した2019年から2年連続で最高出塁率のタイトルも獲得した。今季は5月に右脇腹肉離れで離脱したものの、99試合で打率.302、8本塁打41打点をマークした。ソフトバンクが獲得に乗り出すことを表明するなど、争奪戦となりそうだ。
海外FA権を取得した阪神・西勇輝投手はSNSで残留が決まったことを明かした。インスタグラムに「この度阪神タイガースさんと再び契約合意させてもらいました」などと綴った。
西勇はオリックスから2018年オフに国内FA権を行使して阪神へ移籍。阪神4年目の今季は23試合に登板して9勝9敗。防御率はリーグ2位の2.18だった。
日本野球機構(NPB)は巨人のゼラス・ウィーラー内野手、ヤクルトのAJ・コール投手をウェーバー不請求で自由契約選手として公示した。来日8年目のウィーラーは今季、30試合出場で打率.196、2本塁打5打点。コールは34試合登板で2勝0敗6ホールド、防御率2.75だった。
(Full-Count編集部)